ロシアのコンビニ事情

私が住んでいるところからスーパーまで少し離れていますが、コンビニまでは目と鼻の先にあるため

何か買い忘れたものなどはすぐ行って買うことができます。

ロシアでも日本のコンビニのような日常品が売られている小規模店が キオスク(Киоск)と呼ばれるものです。

見た目は駅内のコンビニといった出で立ちで、見た目は駅内のコンビニといった出で立ちで、品物は本屋雑誌、タバコ、食料品など限られたものを売っています。とくに売り物に決まりがなく、独自の品揃えが面白いです。小さな小屋の中に基本女性が一人、窓から応対してくれます。品物は本屋雑誌、タバコ、食料品など限られたものを売っています。とくに売り物に決まりがなく、独自の品揃えが面白いです。

とても無愛想で応対も悪いですが、面白いほど人がきます。国土が広いロシアでは、小さな商店でもなくてはならない存在なのです。そんなロシアでキオスクと同じぐらい店舗数が多い店があります。それがアイスクリーム屋と花屋です。20歩あるけばたどり着くといった具合で(モスクワなど大都市では)需要があります。アイスクリーム屋がなぜ多いかというと、ロシア人は冬でもアイスクリームを購入して氷点下のなか食べるのです。ロシア人は散歩が好きなのですが、そのお供がアイスクリームです。輸入品も多いですが、ソ連時代の生乳を使ったシンプルなアイスクリームが今も人気です。

花屋はというと、もちろんロシア人が花が好きなこともありますが、一番の理由は年がら年中女性がらみのイベントがあるからです。例えば3月8日女性の日。男性はかならず周りの女性に花を送ります。誕生日、クリスマス、新年、家へお呼ばれされた時など、手軽にバラを買って手土産にするといったパターンがよくあります。

花とアイスクリームをコンビニで売ればいいのですがね。それはなぜかしないロシアなのです。